キャバ嬢が知るべきキャバクラの暗黙のルールとは？基本的なルールもおさらい！

「キャバ嬢には守らないといけないルールってあるの？」「新人キャバ嬢は何に気をつけたらいいの？」とキャバクラの仕事を理解していない人もいるのではないでしょうか。ここではキャバ嬢が守るべきルールや、やりがちな失敗例をご紹介するので参考にしてくださいね。
 

キャバクラでお客さんが来店する流れと基本的なルールをおさらい！

キャバクラにお客さんが来店すると、お店のボーイやスタッフがお客さんを席へ案内してくれます。
キャバ嬢がお客さんの席についたら接客スタートです。基本的なマナーを身に付けてお客さんに失礼がないようにお仕事しましょう。

基本の服装・身だしなみのマナー

キャバクラで働くのに服装や身だしなみを疎かにしている女性はいないと思いますが、身なりを整えることは基本中の基本です。
清潔感のある女性らしい格好をしましょう。

ワンピースや身体のラインがわかるような服装ですと、お客さんから喜ばれますよ。

基本の挨拶のマナー

お客さんの席にはお店のスタッフが案内してくれます。席に着く前には必ず丁寧にお辞儀をしてから挨拶をしましょう。挨拶をしながら席につくのは失礼にあたります。

指名を頂いているお客さんには、会いに来てくれたことへの感謝の気持ちを伝えましょう。いつも来店してくれてるからといって感謝の言葉をないがしろにしてしまうのはご法度です。

おしぼりのマナー

キャバクラではおしぼりをお客さんに渡しますが、居酒屋などの飲食店とは少し違いがあります。

おしぼりを広げて渡す

おしぼりは広げてから両手で渡しましょう。丸まったまま渡すより広げて渡した方がお客さんも使いやすいです。

使い終わったおしぼりは綺麗に畳んでテーブルに置く

お客さんが手を拭き終わったら、お客さんからおしぼりをもらい綺麗に畳んでテーブルに置きましょう。
お店によっては畳み方が決まっている場合があるため、初めに確認しておくといいですよ。

お客さんが席を立った時は新しいおしぼりを用意する

お客さんがトイレなどで席を立った時は、新しいおしぼりを用意して待ちましょう。

煙草のマナー

煙草にもマナーがあります。

煙草に火をつける

お客さんが煙草を吸おうとしたら、すぐにライターを出して火をつけましょう。
ライターは自分の手元で火をつけてから手を添えてお客さんの咥える煙草まで持っていきましょう。

お客さんの口元でライターに火をつけるのは危険なので絶対にやめましょうね。万が一火が大きく出てしまったらお客さんが火傷してしまう恐れがあります。

灰皿は吸い殻が2本たまったら交換する

灰皿の中に吸い殻が2本たまったら交換します。
交換するときは、新しい灰皿を上に重ねて灰が飛び散らないように移動させてから新しい灰皿を置きましょう。

座り方のマナー

お客さんの隣に座るときもマナーがあります。

お客さんの方へ体を斜めに向けて座る

席に座る時は、お客さんの方へ体を斜めに向けて座ります。お客さんの膝に触れるか触れないかくらいの距離間がベストです。

ヘルプの場合はお客さんに近すぎてしまうとトラブルの原因になりかねないため注意しましょう。

背もたれには背中を付けない

背もたれに背中はつけず背筋を伸ばして座りましょう。姿勢が良いとスタイルも良く見えますよ。

足は組まない

足を組んで座る人はいないと思いますが、足はしっかりと閉じて斜めに揃えて座りましょう。

ミニスカートやミニドレスを着ている人はハンカチで隠しておくと下着が見えてしまうこともないため安心です。

テーブル移動時の振舞い方のマナー

キャバクラでは指名制度があるため、どうしても他の席に移動しなくてはならない場合があります。
お客さんの気分を悪くさせないように、一言添えてから移動しましょう。

「もっと一緒に居たかったなぁ…」などお客さんが喜びそうな言葉を伝えてあげるといいですね。

また、席を抜けるということはヘルプの女の子がつくことになるため、ヘルプの女の子にもお礼を伝えることを忘れてはいけません。

キャバ嬢が守るべきルール3選

基本的なルールやマナー以外にもキャバ嬢が守るべきルールというものがあります。

他のキャストのお客さんを取らない

指名の女の子がいるお客さんには、名刺を渡したり営業をかけたりする行為はNGです。
お客さんに気に入られてしまっても、指名の女の子がいるのなら近づかないようにした方がいいでしょう。

お客さんを取った取られたのトラブルに発展する可能性大です。

枕営業しない

お客さんと体の関係を持つことで、指名をもらったりお店に貢献してもらうことを枕営業と言います。

体の関係を持ってしまうと「周りのキャバ嬢もやっている」と勘違いされ他のキャバ嬢に迷惑がかかってしまいます。
また「このお店のキャバ嬢とは体の関係がもてる」と噂になってしまえばお店の評判にも関わってきます。

裏引き行為をしない

お客さんと店外で会ってお金を貰ったり、プレゼントを買ってもらったりすることを裏引きと言います。
裏引き行為は、キャバ嬢から嫌われる行為なので絶対にやめましょう。
裏引きが発覚した場合お店からペナルティがある可能性もありますし、何より他のキャバ嬢やお店からの信頼が無くなり、働きづらい環境になってしまいます。

キャバクラのヘルプで入った時のルール5選

ヘルプは自分のお客さんとの接客とは違う接客になるためルールや注意点がいくつかあります。

ヘルプで席につくときは、指名のキャバ嬢へのあいさつや感謝を伝えましょう。
席についたお客さんは自分のお客さんではないため、名刺を渡したり連絡先の交換もしてはいけません。

上記のルールや注意点を守らないとトラブルの原因になってしまいます。

新人キャバ嬢がやりがちな失敗例

新人キャバ嬢は何かと失敗をしてしまうものです。以下の実際の失敗例を見て失敗を回避しましょう。

失敗例

お客さんの名前を忘れる

キャバ嬢がお客さんの名前や顔を忘れてしまうのは致命的です。新人だから仕方がないとは言えません。お客さんの特徴や会話をメモして覚えておきましょう。

お客さんが煙草を吸おうとしているのに気付かない

会話に夢中でお客さんが煙草を吸おうとしているのに気付かないという場合もあります。
会話をしながらも常に周りをみて仕事しましょう。

お酒を飲み過ぎて接客に支障がでる

新人キャバ嬢は、緊張からお酒に頼ってしまい飲み過ぎてしまうことがあります。
あくまでも仕事中ということを忘れてはいけません。

ドリンクが入っているのに席を立つ

お客さんが頼んでくれたドリンクを残したまま席を立つのもNGです。
ドリンクはタダではありません。席を立つ時はドリンクを飲み干して「ごちそうさまでした。」とお礼を伝えてから席を立ちましょう。

【体験談】

キャバクラのルールを守らなかったらどうなる？

キャバクラでは守らなければならないルールがたくさんありますが、守らない場合は罰金やペナルティがあることも。

初めはキャバ嬢やボーイなどお店のスタッフから口頭で注意されますが、それでも守られていないとお店を辞めさせられる可能性があります。

ルール違反をしているとお店からもキャバ嬢からも冷たい目で見られてしまい、働きづらくなってしまいます。自分の居場所がなくなってしまわないためにもルールは必ず守りましょう。