キャバクラのバック制度とは？種類や金額相場、給料システムも解説！

「キャバクラのバックってどんな種類があるの？」「時給が高くてもお給料から何か引かれたりしないの」などキャバクラ の給料の重要な要素であるバックについて気になる方も多いでしょう。この記事では、こんな疑問に対して、キャバクラのバックや控除項目（お給料から引かれるもの）の種類を紹介します。
 

キャバクラの給料システムとは？給料相場も解説！

キャバクラで働きたいと思っている人の気になるところは、給料システムじゃないでしょうか。給料相場を知ることで効率よく稼げます。

キャバクラでは時給にバックというものを加えたものが給料の基本となります。

時給は2,000円～4,000円が相場です。

「時給＋バック」なので、頑張ると月に400,000円以上稼ぐことができます。

キャバクラのバックとは？

キャバクラのバックとは、時給とは別でお給料にプラスされる歩合給のことです。

例えば、お客さんからドリンクを一杯貰うごとにプラス200円などといった感じです。

キャバクラでは、このようなバックの項目がいくつかあり、時給＋バックで稼いでいきます。

キャバクラのバックの種類と相場を解説！

キャバクラのバックには、このような種類があります。

①ドリンクバック

ドリンクバックは、先ほども書いたとおりお客さんから貰ったドリンク1杯にごとにお給料に加算されるバックです。

金額は100〜200円くらいが相場で、お店によってはS・M・Lで金額が分かれていたり、ショットだともう少し高かったりします。

②本指名バック

本指名バックは、自分を目的にお客さんが指名来店したときに付くバックです。

金額は1時間1,000〜2,000円ほどで、毎時間延長ごとに500〜1,000円バックが相場です。

VIPルームでの本指名だと少しバックが高くなるお店もあります。

③場内指名バック

店内でお客さんから指名を貰ったときに付くバックです。

相場は500〜1,000円ほどです。

ちなみに、場内指名と本指名の違いは、その子指名で来店するか店内で指名するかの違いです。

④同伴バック

お客さんと出勤前に食事をしてから一緒にお店に入ったときに付くバックです。

だいたい3,000〜5,000円ほどの金額のお店が多いです。

同伴した場合、必然的にそのまま本指名となりますので、稼げるバックの一つです。

⑤ボトル・フードバック

お客さんがおつまみを頼んだり、ブランデーやウイスキーなどのボトルを頼んだときに付くバックです。

だいたいボトル金額の10〜15％が相場で、めちゃ高いシャンパンなどが入れば美味しいバックになります。

ただし、ボトルやフードは指名テーブルでないとつきませんので注意！

⑥売上バック

売上の小計（税金を引いた金額）の10〜20％ほどがお給料にプラスされるバックです。

本指名のときだけ付くことが基本なので、本指名バックか売上バックかという呼び方の違いでもあります。

⑦延長指名バック

お客さんが延長をした際、同じ女の子を指名した場合につくバックになります。
相場は本指名と同じく、1,000～2,000円ほどになります。

「1セットじゃ物足りない！」「もっと話をしていたい！」と思ってもらえると延長に繋がるため、頑張りどころですね。

※延長指名バックは取り入れていない店舗もあるので確認しておくと良いでしょう。

どんな種類のバックが稼げる？稼げる店舗条件とは

稼げるバックと稼げないバックの違いは以下になります。

本指名や同伴のバックも稼ぐことができますが、効率よく稼ぐにはボトルや売り上げを意識して仕事をすることです。
パーセンテージのバックは金額が大きいほど、稼ぐことができます。

稼げないバックは、条件付きバックがある場合です。どんなに頑張っても細かな条件があると、稼ぎにくくなります。

例えば「同伴してきたが、2セット（2時間）滞在していないと同伴バックがもらえない」など条件付きがあるところもあります。

バックシステムについては、面接時に確認しておくと安心です。

バックで稼ぐためには、店舗選びも大事になってきます。お客様の入りが少ないと稼ぐにも限度があります。そのため、人の流れが多い激戦区を選ぶことがポイントです。

バックが付かないお店の例

バックのあるお店がほとんどですが、なかには一切バックがないお店もあります。

しかし、そのようなお店は決して悪質店なわけではありません。

基本的にバックがつかないお店は次のようなパターンです。

高級店や銀座クラブなど

銀座のクラブなどは、短い時間で日給制という少し特殊なお店が多くなります。

日給制の場合は、そもそもの日給自体が3〜4万円ほどと高いので、バックという概念があまりないケースもあります。

このようなお店の場合、移籍を繰り返して日給を上げていくことが基本です。

給与システムが売上制のお店

先ほど書いた銀座クラブにも共通しますが、そもそも給料システムが売上をお店と折半という場合、バックは無しとなります。

これも高級店に多い給与システムです。

バックがないというより全て売上次第となるので、よりお金を使うお客さんを多くか抱えているキャバ嬢さんなら売上制のお店の方が大きく稼げることになります。

icon-check 参考：キャバクラの給与システム

キャバクラの控除（引かれるもの）とは？

キャバクラでは、稼いだ金額が全て貰えるわけではなく、お給料から引かれる金額があります。

これを引かれる金額の種類を控除項目と言います。

バックと同じく、控除項目や金額もお店ごとによって異なります。

効率よく稼ぐにはバックが必要？バック率を増やすための方法とは

キャバクラで効率よく稼ぐためには、バックで稼ぐことがとても重要です。
バックで稼ぐことにより、月の収入が大幅に変わってきます。
たくさん稼いでいるキャバ嬢は、バックをメインに稼いでいるのが現状です。

上記でも説明しているように、キャバクラの給料は「時給＋バック」なので頑張れば頑張った分、給料アップにつながるためモチベーションにもつながります。

バック率を増やすには、日々の努力が必要です。ただ隣で接客しているだけでは、バック率は上がりません。
ではどうすればバック率を増やせるのか以下で説明していきます。

本指名をとる

一番大切なのは、本指名してくれるお客さんをたくさん持つことです。日々の連絡やアフターなどをこまめにすることで、本指名を入れてもらえるようになります。

同伴する

早い時間は新規のお客さんが少ないため、同伴するとお店側にも喜ばれます。

ボトルを入れて貰う

バック率で一番稼げるのはボトルバックです。高いボトルが入ると金額も大きくなるため稼げます。

売り上げをあげる

売り上げのパーセンテージでバックが入るので、こちらも金額が高ければ高いほど稼ぐことができます。

上記4つのバックが一番稼げるバックとなります。

頑張った分給料に反映されるため、やりがいも感じることができます。

キャバクラの控除項目の種類と金額

キャバクラの控除項目には、このようなものがあります。

所得税

一般企業と同じように、キャバクラでも所得税が引かれます。

だいたい給料の総額から10％が引かれます。

しかし、お店によっては15％ほど引かれるケースもあるので、入店前にチェックしましょう。

厚生費

厚生費とは、ドレスレンタル代やお店で使う備品などに使う費用です。

厚生費の金額は、1,000〜2,000円ほどが相場です。

送迎代

送迎代は、お店から送りの車を出してもらうときに引かれる控除です。

相場的には500円〜1,000円ほどで、距離やエリアによって金額が上下します。

送迎代と言っても「迎え」はほぼないので実質「送り」代です。

ヘアメイク代

ヘアメイクを利用すると、ヘアメイク代がかかります。

こちらも送迎代と同じく、500〜1,000円ほどが相場。

また、お店にヘアメイクさんが在中していない場合、お店ヘアメイクを済ませて領収書を渡せば一部支給のお店もあります。

ドレス代

ドレスは自分の物があるとドレス代はありませんが、お店のドレスを使うとお金がかかります。
店舗により金額が変わりますが、500〜1,000円ほどが相場です。

まとめ

キャバクラでは、バックや控除によって最終的な手取りが変わります。

時給だけでお店を選んでしまうと、平均よりも控除が多かったり、バックが付かないお店の可能性もあります。

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